「閉ざされた言語空間」という言葉は、使い古されたフレーズだが、日本民族の宿痾でもあるこの性向は、時代が移っても変わらないのだろうか? 前稿で、「満州国」に関する概要を述べさせて頂いたが、「満州国」って何ですか?というような素朴な疑問・質問には、これまで出会っていない。 「満州国」が亡国となってから、既に78年が経過しているが、78歳未満の人々の記憶には残されていなくとも、知識としては健在であるということだ。 その「満州国」の短命については、前稿をご参照願いたいが、同様に日本国に対しても、共産主義が最大の「戦犯」であったことは、「閉ざされた言語空間」からはみ出してくる呟きや、諸国の様々な資料公 …
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