シェアマニアのシェアしていく社会

近年よく聞くようになった「シェアする」「シェアリングエコノミー」という言葉。本チャンネルでは大学在学中にシェアリングに興味を持ち、卒業後にはシェアハウスに居住、貯金をしては海外へ行き現地のシェアリングを体験しているというシェアリングマニアの筆者が、これからのシェアリングサービス、「シェアする社会」の一端を皆さんにお届けします。

シェアする社会

現代を生きる我々にとって「シェアする」「シェアリングエコノミー」という言葉は聞き慣れつつあるが、実際には利用したことがなかったり、実態を知らなかったりする人も多いだろう。 シェアリングエコノミーとは、ヒト・モノ・場所・乗 …

現代を生きる我々にとって「シェアする」「シェアリングエコノミー」という言葉は聞き慣れつつあるが、実際には利用したことがなかったり、実態を知らなかったりする人も多いだろう。

シェアリングエコノミーとは、ヒト・モノ・場所・乗り物・お金などを、個人と個人の間で、インターネットを介して貸し借りする経済の仕組みのことである。

ヒトならば時間や持っている技術、モノならば要らなくなった服やカバン、場所ならば使っていない駐車スペースや部屋といったように、所有している人がそれを必要とする人に必要なタイミングでシェアするという考え方である。

アメリカでは、自家用車を使って時間が空いた時に他人を運ぶという配車サービス「Uber(ウーバー)」が2009年3月に設立されたが、同社の2015年の予約売上高は108億4000万ドル(約1兆3000億円)となっている。

そして日本でも、「カーシェアリング」や「シェアハウス」などのサービスが浸透し、個人間ではないが、モノや場所を他人と共有するという考え方が定着してきている。人口減少に歯止めがきかない今の日本において、新たに所有するのではなく既存の物を所有者個人だけでなく社会全体で使っていくことは大きく意義があると考える。

野村総合研究所のデータによると2017年時点では国内のシェアリングエコノミー市場は2660億円だが、今後年平均23.4パーセントの推移で成長していき2023年には9399億円に上るとされている。シェアリングエコノミーは低迷する日本経済の中で大きく成長していく産業の1つとして見られているのだ。

シェアリングエコノミーの広がりは、決してアメリカや日本だけの話ではない。東京23区内で多く目にすることがあるシェア自転車(通称シェアチャリ)は、中国においては2015年ごろから浸透してきた。30分で1元(約17円)という価格が利用者数を爆発させ、2017年時点で5000万台のシェア自転車が投入されたという。中国旅行や中国出張の際地下鉄駅を降りると大量の黄色い自転車を見た方もいるだろう。シェア自転車の浸透によってバスの利用者が減り、中国政府が掲げる交通輸送における低炭素化の一役を買うことが出来た。

さらには、中国のシェア自転車はQRコードを通じて利用できる仕組みであるため、QRシステム自体の普及を加速させた面もある。また、シェア自転車のサービスを使うユーザーの年齢、性別、利用時間、利用場所といったデータを大量に集めることもでき、これらのデータを使った新たなサービスの展開にも期待が寄せられている。

シェアリングエコノミーは、当該シェアサービスのみならず、関連産業にも多大な影響を及ぼし、相乗効果を生み出す。本チャンネルは、そんな現代で進む「シェアする社会」の一端を、筆者の体験談と共にお見せしたい。

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