マーケットの魔術師

毎年様々な話題に事欠かない経済ニュース。例えば、世界経済に大きな衝撃を与えたリーマンショックは10年も前の話だが、今もなお、その記憶は生々しく残る。いつどうなるか分からない経済状況を踏まえ、我々は自分の資産をどう守れば良いのか?シリーズ「マーケットの魔術師」では、世界の政治・経済情勢に精通した筆者による、実践的な資産防衛術を紹介する。

勝トレ2‐上中式低時価総額株投資法

今回から勝てるトレードの具体的な方法を紹介していきます。 今回の方法は元々は、低位株投資法。株価100円以下の株を大量に買って、株価が時々吹き上がった時に売り抜けるという方法です。           ただ、証券取引所の …

今回から勝てるトレードの具体的な方法を紹介していきます。

今回の方法は元々は、低位株投資法。株価100円以下の株を大量に買って、株価が時々吹き上がった時に売り抜けるという方法です。           ただ、証券取引所の方針で一昨年から100円以下で売買単位が1000株の上場企業の株は10株を1株に併合され売買単位が100株単位に変更されたため、低位株は殆ど無くなりましたので、ここでは時価総額が20億円以下の株を扱います。ここでは、低時価総額株投資法と呼びます。殆どが東証2部上場企業で、発行株数は100万株から200万株の会社になります。

この方法は最もシンプルで私が長期に渡り愛用してきた方法です。      銘柄として、年に二回ぐらいは、突然売買高を伴って吹き上がる株が適しています。普段、売買高が少なく値動きもないときに、少しずつ何回にも分けて買っておきます。何回にも分けて指し値で買うことで、買いコストを分散して低く抑える事ができます。そして、大きく株価が吹き上がった時に成り行き売りで売り抜けます。売りは3回ぐらいに分けて相場付きを見ながらもちろんその日の内に売り抜けます。

ここで、大事な事は低時価総額株は信用力が低い会社が多いので、絶対に会社が潰れないという事が担保されなければなりません。また、株価が定期的に上がる為には、適度な発行株数、増資をやたらと繰りかえしていない、などのいくつかの条件があります。                         これを私の経験からまとめたのが上中式低時価総額株投資10カ条です。   以下に示します。  

1 主に東京証券取引所2部上場の時価総額20億円以下の銘柄  

2 発行株数が200万株以下  

3 自己資本比率が45%以上  

4 浮動株比率が40%以上以上  

5 営業キャシュフローが黒字  

6 毎日出来高が5000株は出来る  

7 数カ月に一度は株価が突如として急騰してまた戻る  

8 急騰する時の売買高は1日100万株を越える  

9 過去30年以内に時価発行増資をしていない。  

10 創業者一族の保有株が発行株数の10%以下で、代表取締役役社長が創業者2代目か3代目、若しくはサラリーマン社長であること。  

北日本紡績
アサヒ衛陶
スガイ化学工業
川上塗料

具体的には、北日本紡績信3409、アサヒ衛陶5341、スガイ化学工業4120、川上塗料4616などの銘柄です。北日本紡績は私が取締役就任以降は売買していません。                                  ただ、1昨年10株を1株に併合されてからは値動きが悪くなっています。 例えば、70円の株価の次は71円で1円の上昇で1.42%上昇しますが、700円の株価の次は701円で0.142%しか上がりません。株価が安い銘柄ほど上がり率が高かったのですが併合でそうはいかなくなりました。             70円の株価は何かのきっかけですぐに120円ぐらいに上がりますが、700円の株価はすぐには1200円にはなりません。  

それでも、資産を地道に作り上げるいい投資法です。現物株で保有することで、気長に待って吹き上がったら売却するということを繰りかえして行けば良いのです。大変安全な投資法です。  

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