戦後教育からの脱却

大学法学部卒業後、サラリーマンを経てライティング・WEB関連会社を設立。
法律的な観点から東京裁判の矛盾を検証したことをきっかっけに、正しい歴史認識を普及する活動をスタート。
戦後教育・戦後レジームから脱却し、真の日本を取り戻すことを目指す。

靖国問題について考える⓶靖国神社問題が出はじめたきっかけ

前回は、そもそも靖国神社とは何かといった基本的な部分について述べてきた。 では、なぜ問題視されているのか、問題の本質を理解している人はどれくらいいるだろうか。 第2回目は、問題が生じたきっかけの事象について迫りたい。 問 …

前回は、そもそも靖国神社とは何かといった基本的な部分について述べてきた。
では、なぜ問題視されているのか、問題の本質を理解している人はどれくらいいるだろうか。
第2回目は、問題が生じたきっかけの事象について迫りたい。

問題に至るきっかけは戦後に起こる

靖国神社問題がクローズアップされるようになったきっかけは、太平洋戦争後に合祀された人物たちにある。
それは、以前別テーマで触れた「A級戦犯」。
他の戦死者ならば大きな問題にならなかったのだが、この人たちの合祀された影響で、諸外国(とはいっても、中国と韓国だが)神社の見方が変わった。

彼らは、終戦後に行われた東京裁判で、占領政策を浸透させるための方法として悪者にされた人たちである。
つまり、一方的な価値観で「悪」だと決めつけられてしまった被害者でもあるのだ。
彼らは処刑という形で幕を終えたが、戦争に人生を左右され、亡くなってしまったことには変わりない。
彼らは、敗戦責任はあるが、国を背負って戦ったのは事実なのである。

このA級戦犯が祀られた神社に、総理大臣が手を合わせるのはとんでもない、というバッシングがあったのだ。

戦争犯罪裁判受刑者の赦免等の存在

ところで、一方的に悪いと決めつけられた人たちは、どのタイミングで許されることとなったのかを知っているだろうか?
実は、サンフランシスコ平和条約締結の裏で、戦争犯罪裁判受刑者の赦免や減刑等の対応を日本政府が請け負った事実がある。
このことで、日本政府は「悪」だと決めつけられ受刑者となった人たちが赦免できるようになったのだ。

つまり、A級戦犯とされた人たちも、「戦犯」から「昭和殉難者」として扱いが明確に変わったことになる。
何より殉職者としての扱いになると、遺族年金等の公的制度の対象になるため、遺族側にとっては生きる道が繋がるのである。
日本政府としては、この約定があったおかげで適切な対応ができたと言っても過言でないだろう。

彼らは、もう赦されているのだ。
しかし、このような認識を世界の全ての国々が持っているとは言えない。
日本政府が都合のいいように、戦争の事実から目を背けてA級戦犯を赦すといった行動に出ていると思われているのである。
祀られるまでの過程に、政府の身勝手な要素は果たしてあっただろうか?

参考URL松下政経塾
(https://www.mskj.or.jp/report/2684.html)

まとめ

日本政府がA級戦犯に行った対応は戦争の責任を放棄することになる、というのが、靖国参拝に反対する国々の言い分だ。
これが靖国神社問題の大きなテーマとなり、歴史上における対応に理解がされない要因になっている。
この問題は、戦争責任に関する議論と戦死者を弔うことが別個にされておらず、事実が混同しているに過ぎない。
1つ1つ論点を整理していくと、身勝手な判断で行った対応でないことは、誰の目から見ても明らかだろう。

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