神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

春は山の神様の姉妹が主役!

桜吹雪が舞い始めています。今年は、満開になってから、あまり雨が降らなかったので、例年よりは長い期間、桜を楽しむことが出来たような気がします。いつもは、お花見も家族で1度、出かける程度なのですが、今年は、2度出かけて桜の花を愛でておりました。桜吹雪を観ていると思い出す神様がいます。それは、コノハナサクヤヒメです。コノハナサクヤヒメは、山の神様であるオオヤマヅミノカミの娘です。華やかさの中にも儚さを併せ持つ女神さまで、その様子から桜の花を連想しませんか。この神様が、神話の中で登場するのは、天孫降臨の神話の中です。 高天原を治める太陽神アマテラスは、地上界を実り豊かな場所にするように使命を与えて孫の …

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