神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

日本では蛇は神様!

日本では蛇は、龍蛇神として祀られています。昔、祖母から聞いたお話です。村に大きな木がありました。道路の拡張工事の話があって、その木を切り倒す話がでたそうです。その時、住民は大反対しました。その反対の理由は、この木の根元に蛇が住んでいたから。蛇は、神様なので、その神様が住む木を切り倒したら、罰が当たるということでした。 結局、住民の反対が大きいので、木を切り倒す計画は無くなりました。蛇は脱皮をしながら成長します。昔の人は、その様子を脱皮の度に生まれ変わると考えていたのですね。 生まれ変わる神様のような存在と考えていたのだと思います。 諏訪大社では、宮司職に就くためには、蛇が住む洞穴に何日間か掘り …

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