神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

私たちは、神様の子孫!

 私達には、両親がいて、さらに両親には、それぞれの両親がいて、その繋がりは延々と伸びています。自分から30代遡ると10億人以上の人と繋がります。 今の日本の人口は、約1億2千万人なので、とんでもない人数と繋がるのです。ほぼ、出会う人は皆、繋がっている人です。そして、その繋がっている先の先には、日本人の場合、神様がいるのです。  日本の神話を読んでいると〇〇命は、□□の祖先という説明が良く出て来ます。例えば、アメノコヤネノミコトは、藤原氏の祖先神です。 ニギハヤヒノミコトは、物部氏の祖先神です。 また、相撲の神様のノミノスクネノミコトは、土師氏の祖先です。 こんなふうに皆、辿っていくと神様に繋が …

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