神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

おさまる場所を捜して歩く!

京都嵐山の野宮神社にお詣りしました。ここは、伊勢に下る斎王が、身を浄めたところです。斎王とは、天皇の代わりに伊勢に祀られるアマテラスのお世話をした未婚の女性です。天皇の代替りごとに皇族女性の中から選ばれて、都から伊勢に派遣されました。未婚女性が選ばれて、アマテラスのお世話をしている間は、結婚できず、その役目を終えた後は、都に戻って結婚した女性もいますが、ほとんどが未婚のまま静かに余生を終えたそうです。そんな斎王は、始まりは神話の中のお話から、最後は、鎌倉幕府が倒れた後の建武の新政が上手くいかなくなったところで終焉を迎えたようです。 最初の斎王は、ヤマトヒメと呼ばれています。ヤマトヒメは、アマテ …

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