神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

物に見えないものを感じる!

ものというと物、者という漢字を思い浮かべます。具体的に目に見えている物体のようにも考えられます。でも、これが、”もの”という言葉になると随分、印象が変わってくるように思えます。ものがつく言葉というと、食べ物、飲み物、物置、生き物、けもの、曲者、よそ者、化け物、物の怪といろいろあります。でも、それらの言葉には、目に見えているもの以外のものがあるように気がするのです。食べ物については、植物、動物などの命をいただくものであり、そのいただいた命は、私達の中で生き続けると考えられてきました。飲み物もそうです、水は神様でもありますし、命が宿ってもいます。また、果汁や牛乳などの飲み物は、水以外にも果物の命、 …

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