ものというと物、者という漢字を思い浮かべます。具体的に目に見えている物体のようにも考えられます。でも、これが、”もの”という言葉になると随分、印象が変わってくるように思えます。ものがつく言葉というと、食べ物、飲み物、物置、生き物、けもの、曲者、よそ者、化け物、物の怪といろいろあります。でも、それらの言葉には、目に見えているもの以外のものがあるように気がするのです。食べ物については、植物、動物などの命をいただくものであり、そのいただいた命は、私達の中で生き続けると考えられてきました。飲み物もそうです、水は神様でもありますし、命が宿ってもいます。また、果汁や牛乳などの飲み物は、水以外にも果物の命、 …
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