神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

完全ではない神様!

西欧の神様と日本の神様の違いはというと?西欧の神様は、万物の創造主だけど、日本の神様は違うということ。日本の神話の古事記に最初に出てくる神様は、アメノミナカヌシノカミ。天之御中主神と書きます。字のごとく、天の真ん中の主の神なのですが、創造主ではありません。 神話の中では、成ると書かれています。現れるのです。姿が見えない神様で、すぐに消えてしまいます。次に現れるのは、タカミムスヒノカミ、カミムスヒノカミで、高御産巣日神、神産巣日神と書きます。ムスヒという言葉がついているこの神様達。ものを生みだす力を持った神様だと言われています。この神様たちも姿は見えずに現れては、すぐに消えてしまいます。 ここま …

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