慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いは、豊臣秀吉の亡き後に、徳川家康が率いる東軍と石田三成が率いる西軍が争った天下分け目の大規模な合戦です。勝利した家康は、戦後処理として大名たちの大規模な配置換えを行います。西軍に属した大名から領地を奪い、家康に味方した東軍の大名は石高を大幅に加増して新しい領地を与えるという戦後処理を敢行したのです。(戦後処理について詳しくは、過去記事「関ヶ原の戦いに込めた家康の戦略と大名たちの城づくり」をご覧ください) 関ヶ原の戦いで大活躍したのは、家康に古くから仕える「譜代大名」ではなく、奇しくも家康方に寝返りをした「外様大名」でした。これは一大事です。家康が征夷大将軍とな …
この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。
価格:月額1100円(税込)
ログインして閲覧する 会員登録して購入する