数十年前ですが、作法会の親先生が「昨今は、公立の小中学で『天皇陛下』の言葉を出すことを嫌がられますが、しきたりや作法のほとんどが、皇室からきています。」と仰いました。まさしくその通りで、五節供や年中行事などの多くが皇室に由来しています。 皇室、公家社会でのしきたりや文化が武家社会にも伝わり、庶民にも広がっていきました。それは、高貴な方たちの暮らしや知恵に憧れ、少しでも真似たり、取り入れることで上流階級と云われる人々と同じような品性を持つようになれると考えたからかもしれません。 人々から憧れられる存在である方たちには、それなりの責任があります。生活、立ち居振る舞いなどを、人々はお手本として見 …
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