「歴史は真実の積み記」

大東亜戦争(第二次世界大戦)から、日本が奪われ続けてきたもの。
このチャンネルでは筆者が現代の日本人に警鐘を鳴らすため、歴史に埋もれている事柄から読み取ることのできる諸外国の動向、
現代の日本人に必要なものとはについて発信していきます。

日本の惨禍(83)―明治維新という詐誕(23)―

 現代のように情報が溢れた時代とは異なり、耳目の届く範囲の限られた江戸時代にあっては、黒船の所為で「たった四杯で夜の眠れず」の状態が如実に言い表していたのだろう。  そのことにしても、実際に「黒船」を目の当たりにしたのはほんの一握りであり、多くの人々は人づてに聞いたに過ぎなかった筈だ。  その明治維新の大義は、「天朝への恭順」であり、王政復古により神武創業という肇国の原点に立ち返り、列強の侵略圧力を撥ね退ける堂々たる国家になることであった。  しかし、新政府(薩長藩閥政府)は欧米に諂いながら、その外国文化の移入を急ぐあまり、前稿までの「戊辰戦争」を見ても分かるように、我が国民族が長い歳月の蓄積 …

この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。

価格:月額1100円(税込)

ログインして閲覧する
テキストのコピーはできません。