「歴史は真実の積み記」

大東亜戦争(第二次世界大戦)から、日本が奪われ続けてきたもの。
このチャンネルでは筆者が現代の日本人に警鐘を鳴らすため、歴史に埋もれている事柄から読み取ることのできる諸外国の動向、
現代の日本人に必要なものとはについて発信していきます。

日本の惨禍(66)―明治維新という詐誕(6)―

 文久元年(1861年)11月15日、中山道を下られた和宮の輿は江戸に到着し、江戸城北の丸の清水邸に入られ、12月11日には江戸城本丸への入輿を果たされた。 翌文久2年2月11日には、德川第14代将軍・家茂との婚儀が執り行われたが、家茂・和宮ともに16歳であった。 年端のいかない婚儀であったこと加えて、公武一和により、将軍家茂に譲位決行を決断させるとの思惑があり、和宮内親王ご自身も、その使命を十分に認識しておられたことは、前稿で和歌も引用して示させて頂いた。  井伊大老が日米通商条約の違勅調印したことに端を発した、朝廷と幕府の対立は、幕府が膝を屈する形で妥協が成立したのだが、「現在は外国と戦争 …

この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。

価格:月額1100円(税込)

ログインして閲覧する
テキストのコピーはできません。