「歴史は真実の積み記」

大東亜戦争(第二次世界大戦)から、日本が奪われ続けてきたもの。
このチャンネルでは筆者が現代の日本人に警鐘を鳴らすため、歴史に埋もれている事柄から読み取ることのできる諸外国の動向、
現代の日本人に必要なものとはについて発信していきます。

日本の惨禍(36)-シベリア出兵(3)

 前稿迄でも触れたが、「シベリア出兵」と言えば「干渉戦争」が代名詞のように語られているので、その背景を改めて振り返ってみたい。 「シベリア出兵」は第一次世界大戦の延長線上にあり、日本は1914年8月23日にドイツへの宣戦布告をして参加したのだが、10月にはドイツ領南洋諸島(赤道以北)を、11月には青島を占領して1914年末には日本の「大戦」は事実上終わっていた。 第一次世界大戦の発端となったセルビア人による皇位継承者暗殺事件に対する宣戦布告を行なったオーストリア(1914年7月)と、同じスラブ系のセルビア人を座視できないと考えたロシアに宣戦布告した(同年8月)ドイツが「同盟国」であり、露英仏日 …

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