―支那の抗日(3)― ・盧溝橋事件①(1937年7月7日) 昭和12年、中華民国北京(北平)西南方向の盧溝橋で起きた日本軍と中国国民革命軍第二十九軍との衝突事件である。7月7日夜、豊台に駐屯する支那駐屯軍の支那駐屯歩兵第一聯隊第三大隊第八中隊が盧溝橋近辺の河原で夜間演習中に実弾を撃ち込まれ、兵士が一名行方不明となり、行方不明の兵士は発見されたが、散発的に射撃があり、翌朝、第三大隊は中国軍が駐屯する宛平県城を攻撃した。その後、小規模の戦闘はあったが、9日には事実上の停戦状態となった。中国では一般的に七七事変と呼ばれる。まれに、後述する英語名を直訳してマルコ・ポーロ橋事件と表記される場合もある。 …
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