「歴史は真実の積み記」

大東亜戦争(第二次世界大戦)から、日本が奪われ続けてきたもの。
このチャンネルでは筆者が現代の日本人に警鐘を鳴らすため、歴史に埋もれている事柄から読み取ることのできる諸外国の動向、
現代の日本人に必要なものとはについて発信していきます。

文久3年のテロル(3)

伊藤博文・井上馨ら渡英(文久3年5月12日 英国船に便乗) ・家里新太郎(文久3年5月20日 京都二条城付近)  伊勢松坂生まれの儒者・家里新太郎(松嶹または誠県とも)は、京都に住む町人であったが、京都守護職屋敷や京都所司代屋敷に出入りし、尊攘派浪士の動静を逐一報告していた。  同郷の世古格太郎(幕末~明治の尊攘運動家:安政の大獄では蟄居処分)や梁川星巌(幕末の漢詩人:「文の頼山陽、詩の星巌」)らと尊王運動に奔走した。  しかし、守護職や所司代の諜報機関の役目を果たしていた上、志士糾弾の軟化策を献じたことから誤解が生じ、姫路藩伊舟城源一郎らに、高倉御池上ルで斬殺され三条河原に晒された。  「幕 …

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