”神様でもミイラ取りがミイラになる”というお話で紹介した話のスピンオフ的なお話です。 高天原を治める太陽神アマテラスは、自分の子孫が地上界を治めるべきだと考え、地上界を譲らせる計画を練ります。これが、国譲り神話なのですね。アマテラスは、最初に自分の次男アメノホヒを地上界に送り込みます。でも、地上界の居心地が良かったアメノホヒは、3年経っても連絡なし。業を煮やしたアマテラスは、今度は、アメノワカヒコを送り込みます。アメノワカヒコも地上界の居心地が良く、地上界の王であるオオクニヌシに取り込まれてしまいました。そして、7年間も連絡なし。その間に、アメノワカヒコは、野心を抱き、オオクニヌシの娘婿となり …
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