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間違いと正解の寒さ対策 -お腹・ふくらはぎ編―

前回、「首」の温め方とその効果について説明をしました。今回は下半身についてお腹編と足首~ふくらはぎ編に分けて説明したいと思います。前回の温めるポイントは「動脈」でした。今回のポイントは、「筋肉」です。動脈が熱を運ぶ機能であるのに対して、筋肉は熱を作り出す機能があります。作り出した熱を失わないコツをお伝えします。

温め方のコツとアイテムーお腹編―

お腹を温めるとなぜ良いのでしょうか。お腹は内臓という筋肉の集合です。そして身体の中心部です。お腹を温める行為は、内臓を温める行為になるので体内温度を上げることに近いといえるでしょう。このお腹=内臓について、この数年の研究で新たに発見された「役割」がありあります。いままで明らかになっていなかった内臓の役割は「免疫」でした。この免疫機能とお腹を温めることは密接な関係があります。免疫機能は、体温が関係しています。体温が1度低下すると3割免疫機能が低下します。逆に体温が1度上昇すると免疫力が3倍になると言われています。では、お腹のどの部分をどのように温めると良いのでしょうか。

温める部位をおへそ側、背中側の二つ分けて考えたいと思います。

おへそ側を温める場合、おへそより少し下や気持ちがいいと感じるところを温めると良いです。その理由は、ツボがあることや、気持ちが良いことはリラックスにもつながります。リラックスは副交感神経を優位し、心身を整えてくれます。

背中側は右と左の肩甲骨の間と仙骨というお尻のすぐ上(腰の下)の2か所が温める候補となります。肩甲骨の間を温めることで、褐色脂肪細胞が多いため基礎代謝が上昇します。基礎代謝の上昇は体温の上昇につながります。お尻のすぐ上の仙骨部を温める理由は腹部の動脈は背中側と通っていること、背中側は神経の集合体であり、ここを温めることで副交感神経が優位になり、リラックスできるためです。

その方法は腹部のみを温めるタイプのいわゆる腹巻(ボディウォーマー・ウェストウォーマー)やパンツ一体型になっている腹巻(ハイウェストショーツ・腹巻付きパンツ)、カイロが挙げられます。パンツ一体型になっている腹巻は、下腹部から腹部をおへそ側と背中側から温めてくれる優れものです。冬だけでなく、夏のエアコン対策にも適しています。

温め方のコツとアイテムー足首~ふくらはぎ編―

足は筋肉が豊富な場所です。その中でもふくらはぎは足首に続く場所。ふくらはぎは第二の心臓ともいわれています。はじめに、体温を生産するのは筋肉だと説明しました。つまり足は「動かす」ことで熱を作り出すだけでなく、全身に血液を巡らせる役割を持っています。このふくらはぎで産生した熱が無駄にならないように温める良いアイテムは前回の「間違いと正解の寒さ対策 -首編―」で申し上げたレッグウォーマーです。冬の寒い日に靴下を履いて眠ってします人がいますが、足裏の汗が冷えてしまい逆効果になってしまいます。しかし、レッグウォーマーですと、足首からふくらはぎの熱を保ちながら、足裏の冷えを防ぐことができます。冬の季節、女性ですと、外出の際にはふくらはぎを覆えるブーツを履くことでも冷えの防止になります。

かしこく体を冷えから守り、免疫力をアップして冬を乗り越えたいものですね。しかし、なにごともやりすぎは禁物です。特にカイロを使用するときは、低温やけどに十分に注意してくださいね。

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