11月に入ると、神社には七五三詣りの親子連れをよく見かけます。子供の健やかな成長を願う「七五三」ですが、節供には含まれていません。年中行事の一つです。「七五三」とひとくくりにされていますが、元々は平安時代から公家や武家で行われていた別々の3つの儀式でした。 髪置きの儀(かみおきのぎ)は、3歳になった男女の子供が、それまで剃っていた髪を伸ばし始める儀式です。平安時代は病気が髪の毛から入ってくると考えられ、3歳までは坊主頭で育てられていたのです。男の子、女の子両方が行う儀式でしたが、後に女の子の行事となります。 袴着の儀(はかまぎのぎ)、別名は着袴(ちやっこのぎ)ともいいます。5歳になった男 …
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