「歴史は真実の積み記」

大東亜戦争(第二次世界大戦)から、日本が奪われ続けてきたもの。
このチャンネルでは筆者が現代の日本人に警鐘を鳴らすため、歴史に埋もれている事柄から読み取ることのできる諸外国の動向、
現代の日本人に必要なものとはについて発信していきます。

日本の惨禍(79)―明治維新という詐誕(19)―

 少し横道にそれてしまい伊藤博文に関して述べたが、敢えて彼ひとりに照準を充てなければならなかったほど、日本史上未曽有の逆賊であり、売国奴を代表する人物であり、筆者が「明治維新」が革命であったと考えて止まない論旨の原点ともなっている。  前々稿で記したように、「輪王子宮が十万石以上の同盟諸藩に出した令旨には、「薩賊」が摂関・幕府を廃したことを、「大逆無道、千古この比なし」とはげしく非難し、その討伐をも委嘱した。  列藩同盟の意図するところでは、もはや「会津救解」ではなく、王政復古政変後の政体の否認であり、ここでも「外圧」(「局外中立」を謳い文句とした、イタリア公使、フランス公使〈ロッシュ〉、プロ …

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