前稿までゞ、我が国に対する外圧や「影の軍団」の存在をこの稿を通じて述べてきたが、歴史書の中には、陰謀史観や史実の捏造に対する警鐘、そして客観的な視点に対する指摘まで、今も存在している。 更には、「フリーメーソン」に対して、国際的陰謀を企む秘密結社などではなく、「社交クラブ」のような存在であったとする説すらある。 確かに、我が国が列強の侵略をまともに受けなかったのは、極東の島国という地政学的な立地で侵略コストが掛かり過ぎることや、英国とロシア(この時点ではロシア革命以前であり、ソ連とはなっていない)の戦略上の角逐、侵略そのものに対する危機意識の高さ等々が挙げられるが、列強そのものゝ「征服意欲」 …
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