英国は、最も早くその王朝を滅ぼされた国であり、「太陽の沈まない時はない」と形容された大英帝国は、言葉を換えれば、イギリス帝国として軍事面、経済面、政治面で国力の劣る他国に介入し、その国の主権を侵害し続け、覇権(hegemony)を前面に押し立てゝ支配・統制することであった。 もちろん、支配・統制したのは大英帝国であり、「奴隷商人」というような悪名は白人たちが背負うことになったが、それらを覆い隠し、陰で糸を引いていた存在は、決して表舞台には現れて来ていない。 鵜飼いが、鵜匠に操られているように、「実行部隊」が脚光を浴びるばかりで、鵜匠の存在すら知らされることはなく、そのような事柄には興味がない …
この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。
価格:月額1100円(税込)
ログインして閲覧する 会員登録して購入する