「歴史は真実の積み記」

大東亜戦争(第二次世界大戦)から、日本が奪われ続けてきたもの。
このチャンネルでは筆者が現代の日本人に警鐘を鳴らすため、歴史に埋もれている事柄から読み取ることのできる諸外国の動向、
現代の日本人に必要なものとはについて発信していきます。

日本の惨禍(44)―占守島の戦―

 占守(しゅむしゅ)島(とう)は千島列島の最北端(カムチャッカ半島のロパトカ岬とは、幅12kmの占守海峡を隔てゝいる)に位置し、全長25km、幅12.6km、周囲64kmの楕円形の島であり、面積はおよそ385平方キロメートルであり、沖縄本島の三分の一弱、硫黄島の約18倍の大きさである。 島のもう一方の端は、幅約2kmの幌(ぽろ)筵(むしる)海峡を挟んで幌筵島に接しており、千島列島(クリル列島)を形成しているが、得撫(うるっぷ)島以北の主たる島々(21島)は、昭和26年のサンフランシスコ平和条約によって領土権を放棄させられ、安政元年(1854年)の「日露和親条約」締結時に戻されている。 その占守 …

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