「歴史は真実の積み記」

大東亜戦争(第二次世界大戦)から、日本が奪われ続けてきたもの。
このチャンネルでは筆者が現代の日本人に警鐘を鳴らすため、歴史に埋もれている事柄から読み取ることのできる諸外国の動向、
現代の日本人に必要なものとはについて発信していきます。

日本の惨禍(6)-尼港事件(6)

―尼港事件(6)―  トリャピーツインは、ユダヤ系ロシア人で当時は23歳であった。 詳細の経歴は不明だが、帝政時代はペテルブルクの金属工場に勤め、第一次世界大戦に召集されて下士官に昇進したと言われている。 共産党員ではないが、「無政府共産主義者」を自称し、ウラジオストク近郊のパルチザン部隊に加わった。 組織活動と軍事活動の才能が認められ、ハバロフスク地区に迎えられ、次いで「第四パルチザン地区隊長」に任命されてニコラエフスクに派遣された。 一行は行く先々で歓迎され、各村で「革命組織」を「志願兵」などで補充拡大しながらニコラエフスクを目指したが、日本部隊が小兵力であることも近づくにつれて分かり、ト …

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