慶応4年の外国人襲撃 ・神戸事件(慶応4年1月11日:備前事件 三宮神社前) 慶応4年1月11日午後1時過ぎ、三宮神社(現:神戸市中央区三宮町に鎮座する「生田裔(えい)神(しん)八社」の三柱目)の前に備前藩兵の隊列が差し掛かった時、フランス人水兵が横切ろうとした。 「供割」と呼ばれるこの行為は、「供先を切る」とも言い非常に無礼なこととされており、『公事方御定書』第71条「人殺並疵付等御仕置之事」にはひどく無礼な場合は、百姓、町人らを武士が切り捨てても罪にはならないと規定されていた。(「武家諸法度」に記されていたとの説もあるが、未確認) 砲兵隊長の滝善三郎正信が制止に入ったが言葉が通じず、強引に …
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