日本国民を死に追いやっても何とも思わなかったのは帝国陸海軍そのものではなく、自己の保身と栄達を最優先に考え、祖国や同胞(はらから)の苦悩など一考だにすることのなかった冷血漢たちであり、在野の同類も含めて今もその後継者たちは粘り強く蠢いている。 彼らがもたらしている後遺症に、日本国民の自覚症状の有無はともかく塗炭の苦しみに晒されている不遇は、終戦から75年を経た今も変わらない。 近衛文麿公の生涯は、木戸幸一・都留重人・ノーマンらによって幕を下ろされたと言って過言ではないが、中でも都留重人は【「資本論」を小脇に抱えた】売国奴の代表であり、その伯父であり内大臣であった木戸幸一は、【阿鼻地獄に誘った張 …
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