E・ハーバート・ノーマン(Edgerton Herbert Norman)は、明治42年9月1日に在日のカナダ人宣教師ダニエル・ノーマン(Daniel Norman)の子として長野県軽井沢町で生まれた。 敢えてこの人物に言及するのは、GHQに入り込んで日本の戦後を歪めた共産主義者であったばかりでなく、近衛公の生涯を大きく変えた木戸幸一・都留重人と並ぶ「三羽烏」と考えるからに他ならないらない。 もっと端的に申せば、近衛公を死に追いやった張本人であったからだ。 昭和8年(1933年)にケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで歴史学を学んだ後、ハーバード大学に入学して父親の知人であったエドウィン・O・ …
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