昭和20年の初頭に進む前に、(その6)でも述べた「木戸幸一内大臣のやらなかったリスト」の一部を念の為に記します。 ・昭和18年3月 (30日)昭和天皇より厳しい戦局に関し、木戸の意見を訊かれたが、「一撃後講和」を奏上したのみに留める。 ・昭和18年4月以降 東条内閣の独裁的・秘密主義的なやり方に対する不満が木戸の下に届けられたが、一切無視を続けた。 ・また昭和18年10月には、近衛ら重臣が、戦況や内閣の方針について天皇陛下への言上を試みても、文字通り天皇の木戸番であった木戸内大臣が頑として阻止した。(「木戸は天皇の木戸番」) 更に昭和18年11月には、『木戸内大臣が事実を天皇に知らせないため、 …
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