・大本営の失態の数々 金看板や幟は勇猛ではあっても細部は「軍部の独走」そのままの杜撰さで、「遺書」などに見られる上層部に対する呪詛や怨念の数々は、その身勝手さに対するもので溢れています。 優秀な成績で「立身出世」したエリートたちが、大本営の中で描き続けた盲目的で独善的な画餅でしかなかったと言う他ありません。 「枕木一本、死者一人」の泰緬鉄道(タイ~ミャンマー間)建設では、工事を指揮した旧日本陸軍や俘虜収容所関係者が捕虜への虐待・虐待致死の名目で、報復として被告席に立たされました。(BC級戦犯裁判) 常識外の突貫工事を強いたのは参謀たちであり、その難工事に食料や医薬品の補給さえも怠った参謀た …
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