アメリカ合衆国の第32代大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト(以下FDRと略す)は、1933年から1945年(昭和20年)4月(12日に死亡)までの12年間四期を、大統領として過ごしましたが、有名な1941年12月8日(現地時間)の「屈辱の日」演説は、待ち焦がれた日本民族粛清の開始宣言であったとする評価は、今や少数ではありません。そして、その執念の一端は一期目の就任式(3月)すら終えていない時にでさえ、早々と見出すことができるのです。 1933年1月、スティムソン・ドクトリンを大統領として支持する表明を行ったことに対し、R・モーレイとR・タグウェルがFDRを訪ねスティムソン外交の好戦性 …
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