第11代垂仁天皇は、海の向こうの不老不死の国と言われる常世の国にタジマノモリを派遣します。目的は、常世の国に有ると言われていた不老不死の実を持って帰ることでした。タジマノモリは、船で大海に漕ぎ出します。そして、何年もかけて、不老不死の実を探し求めて、ようやく見つけることが出来ました。タジマノモリは大喜びです。急ぎ船を準備して、日本の天皇のもとに戻って来ました。そこで、タジマノモリは、愕然とします。不老不死の実を探し求めるのに長い年月を費やしてしまったため、その間に垂仁天皇が亡くなってしまったのです。タジマノモリは、天皇のお墓の前で、泣き崩れました。そしてお墓に向かって、「不老不死の実である非時 …
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