神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

夏越しの大祓いで祓うもの

6月30日は、夏越しの大祓いの日です。多くの神社では、茅の輪が出されています。それを潜って左に回り、また潜って今後は右に回り、2回繰り返します。潜り方は、茅の輪の横に書かれている場合が多いので、それを参考にしてくださいね。この茅の輪潜りは、潜りことによって、お正月からの6か月間の間に自分自身についた穢れを祓うのです。人は、誰もが神様の分身です。神様のような存在として生まれてきます。でも、俗世間で過ごすうちに我欲や恨みや妬みのようなものが身体に付着してしまいます。聖人ではなく、人間だから、しかたないところだと思います。その付着してしまったものを半年毎に祓うのが大祓いの行事なのです。 毎年6月と1 …

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