神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

ちょっと違う浦島太郎の神話!

浦島太郎の昔話。有名なお話なので、皆さんご存知のことと思います。昔、浦島太郎という若者が海辺の村に住んでいました。ある時、浜辺を歩いていると子供たちが亀を捕まえて、いじめていました。太郎は、可哀そうに思い、子供たちに話をして、亀を助けてあげました。すると亀は、助けて貰ったお礼がしたいと太郎を海の底にある竜宮城に連れて行きました。竜宮城では、亀からことの子細を聞いた乙姫様から、大層な歓迎をうけて、三日三晩、飲めや歌えやの大騒ぎ。太郎は、夢のような時間を過ごしました。ただ、3日目になると故郷の両親のことを思い出して、元気がなくりました。その様子を見ていた乙姫様から、元気のない理由を聞かれて、置いて …

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