秋になると夜空を見上げることが多くなります。先日の十三夜は、あいにくの曇り空で、月は顔を出さず残念な気持ちで一杯でした。月というと月齢を読む神様がおります。月読命(ツクヨミノミコト)です。この神様は、神話の中では殆ど登場しません。国生みを行ったイザナギノミコトの息子なのですが、同じ兄弟の姉のアマテラス、弟のスサノオに比べると影が薄いのです。 妻のイザナミを黄泉の国に迎えにいって、連れて帰ることができなかったイザナギ。黄泉の国で死者の穢れを受けてしまったので、それを祓うために川に入って禊祓いを行います。身についてしまった穢れを祓って、祓って、そこからたくさんの神様たちが生まれて来ます。そして、最 …
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