神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

月を愛でる習慣!

秋になると夜空を見上げることが多くなります。先日の十三夜は、あいにくの曇り空で、月は顔を出さず残念な気持ちで一杯でした。月というと月齢を読む神様がおります。月読命(ツクヨミノミコト)です。この神様は、神話の中では殆ど登場しません。国生みを行ったイザナギノミコトの息子なのですが、同じ兄弟の姉のアマテラス、弟のスサノオに比べると影が薄いのです。 妻のイザナミを黄泉の国に迎えにいって、連れて帰ることができなかったイザナギ。黄泉の国で死者の穢れを受けてしまったので、それを祓うために川に入って禊祓いを行います。身についてしまった穢れを祓って、祓って、そこからたくさんの神様たちが生まれて来ます。そして、最 …

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