神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

神様は、私達と繋がっている!

神道では、神様は私達の中に存在すると言われています。そして、神社に参拝する目的は、自分と向き合うことだと言います。 神社の拝殿には、鏡がこちらを向いて置かれています。それは、鏡に自分の姿を写すため。写った自分の姿には、世情の中で身に付けてしまった我欲が一杯ついています。 その我欲を神様の前で、祓って落とすことが、参拝の本当の目的です。 鏡(カガミ)の前で、我欲(ガ)を落とすことで、カガミからガと取ることになり、カミに戻ると考えられていたようです。 我々は、生れ落ちた時、ピュアな神のような存在ですが、生きている間に我欲にまみれてしまうので、それを定期的に祓って、落とすために神社に参拝するのです。 …

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