-2022年10月31日号- 私は、台湾有事は近いと考えます。中国共産党大会の後、政治局常務委員と言われる最高首脳部メンバーの新人事で、李克強首相、胡春華副首相など習近平総書記と政治的に距離があった人物は一掃され、首脳部メンバー24人は殆ど習近平氏の側近ばかりの顔ぶれになりました。これで、台湾融和路線を支持する首脳部メンバーはいなくなり、台湾統一に向けての軍事行動を起こし易い体制へと移行したのです。 一方で、日米の動きとして、今年4月に安倍元総理がアメリカでバイデン大統領を訪問し、「台湾への曖昧政策が終わるときが来た」と説得し、それを受けて、翌5月、日米首脳共同会見において、バイデン大統領は「 …
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