永田町や霞ヶ関からみた政局を中心に一般の方も楽しめる内容です。 普段の地元の景色と違う議員や政局が読み取れるよう分かりやすく解説・分析してまいります。
今年は参議院選挙を控え新たな政局が予測。特に大阪は全国的にも日本維新の会と自民党の攻防が激しい。この地域のキーパーソンにインタビューを敢行。今回は自民党の柳本顕衆議院議員に大阪での自民党の立ち位置などについて聞いた。 ◆約6年ぶりの議員復帰は。 「国に対する思いを持った一歩を踏み出した。5期16年間の大阪市会議員を務めた中で感じてきた大阪の課題を国からの違った視点で、どう課題解決できるか取組みたい」 ◆昨年末の初国会感想は。 「当たり前の事だが非常に範囲が広い。内政的なことから国防・外交、そして経済安全保障と言われる対中も含めた経済的な覇権争いの対応。ましてや今現在、コロナ対策で議論の幅が非常 …
「国会の常識、世間の非常識」10月31日に衆院選で初当選した日本維新の会・小野泰輔議員のSNSへの投稿から始まった。なんと10月の在任期間がたった1日にもかかわらず10月分の文書通信交通滞在費が満額100万円支給されたことを暴露したことで世間は大きく騒いだ。 【文書通信交通滞在費】 略して文通費と呼ばれ、国会議員には通常の給与やボーナス以外に「郵送費」や「交通費」などの名目で1人あたり毎月100万が支払われ、第2の給与と揶揄される。文通費はあくまで経費として支払われるが、報告や公開の義務もない。また文通費が余った場合でも返還義務もなく自主的に国庫返納もできる法律が存在しないため、今回の12 …
「先般の総選挙の結果を受け、第101代内閣総理大臣として、引き続き、この国の舵取りという重責を担うことになりました」 岸田文雄総理の所信表明演説により12月国会が開会。 【コロナ克服・新時代開拓】 「遠きに行くには、必ず邇(ちか)きよりす」大きく物事を進めるには順番が大切という意味で語った。ワクチン接種が進んでいても欧州では、ここに来て過去最多の感染者を記録。そしてオミクロン株という新種も発生し世界は混乱。そんな中、岸田総理は外国人の入国について全世界を対象に停止した。賛否はあるが菅政権時代の決断が問題になった中、今回の素早い行動は、まさに日本の舵を取るリーダーシップを発揮したと言っていい。 …
「47歳の船長に」「若すぎることはございません」枝野幸男の後任を決める立憲民主党の代表選挙に勝ち、新代表に就任した直後、泉は抱負をこのように語った。 【枝野幸男代表の辞任】 枝野は平成29年の立憲結党から4年間、立憲を率いて来たが、10月31日の衆院選で議席を減らした責任を取り、辞意を表明。同時に福山哲郎参議員議員も幹事長を辞任した。代表選への立候補は以下の4名。 【逢坂誠二 北海道8区】 北海道大学卒業後、ニセコ町長を経て現在5期目の衆議院議員で元内閣総理大臣補佐官。 【小川淳也 香川1区】 東京大学卒業後、総務官僚を経て現在6期目の衆議院議員で国会対策副委員長。 【泉健太 京都3区】 …
「ゼロ打ち」投票箱が締め切られた午後8時に当確が出た泉健太が圧倒的な力を見せつけ完勝。立憲の泉に自民、維新の2候補者が党を挙げて挑み、死闘を繰り広げたが勝者はまたも泉健太で比例復活も許さない横綱相撲だった。 京都3区は京都市の伏見区と向日市・長岡京市・乙訓郡の区域になる。 【共産の牙城 野党共闘】 共産党京都府委員会が全国で進む野党共闘を踏まえた判断で京都3区の候補者擁立を見送り京都政界に衝撃が走った。共産が選挙区候補を立てないのは、中選挙区時代を含めて初めてとなる。立憲民主党と共産党は党中央レベルでは候補者調整などの選挙協力で合意していたが立憲の京都府連は選挙協力を行わない表明をしていた …