永田町や霞ヶ関からみた政局を中心に一般の方も楽しめる内容です。 普段の地元の景色と違う議員や政局が読み取れるよう分かりやすく解説・分析してまいります。
早稲田大卒。国土交通副大臣、立憲民主党副代表などを歴任。昨年の衆院選で次点落選、前衆議(7期)。 夏の参院選まで3ヶ月を切った。全国で政局が予測される中、政界のキーパーソンにインタビューを敢行。今回は立憲民主党の辻元清美前衆議院議員に国会の役割などについて聞いた。 ◆議員のきっかけは? 「私は大阪の商売人の娘で、親がクリーニング屋やうどん屋したりで割合、苦労した子供時代だったが、まさか自分が国会議員になると思わなかった。25年前に土井たか子さんに要請され衆議を続けてきたが、この前の衆院選で落選し、今は参議院比例区で再チャレンジしようと全国行脚中」 ◆衆院選の敗因は? 「3つ原因がある。1つ …
自民議席落城。ついに京都市北区の府議議席を日本維新の会が獲得。自民、共産、立民の候補者を破る大金星、まさに歴史が動いた。 【参院選の前哨戦】 今回の補欠選挙は夏に開催される参院選の前哨戦とも言われ、各陣営も国政選挙並の力の入れようだった。自民党は京都1区勝目康衆議を筆頭に京都府議会議員、京都市会議員が全力で選挙を闘い圧倒的な組織戦を展開。共産党は知事選とリンクし、田村智子参議など投入。立憲は福山哲郎参議筆頭に泉健太党代表や、蓮舫参議、辻元清美前衆議など入洛し党を挙げての選挙戦だった。一方維新は馬場伸幸共同代表や石井苗子参議、音喜多駿参議など、全国から国会議員が応援に。 【自民優位の選挙戦幕開 …
警察庁に、サイバー警察局と捜査権を持つサイバー特別捜査隊を設けるための警察法改正案が2月25日に衆院内閣委員会で審議入り。3月3日に衆院を通過し、同月30日に参院本会議で可決、成立。これを受け、サイバー特別捜査隊と、複数の局にまたがっていた関連部署を統合したサイバー警察局が4月1日に発足した。 【二之湯智大臣会見】 「サイバー空間は最近、公共空間とも言え、安心安全の確保は、極めて重要。日本も第一歩を踏み出したので大きな意義がある。各都道府県のサイバー事案や海外からの攻撃もまとめて国で取り組むことができ、経済安全保障の観点からも非常に重要。国民のライフラインや海外からの日本の安全保障に関わる攻 …
東京大学卒業後、総務省入省。2014年衆院選初当選。鹿児島1区3選。第2次岸田内閣にて内閣府大臣政務官に就任。フェムテック振興議員連盟事務局長。 岸田政権発足後約半年が経過。夏の参院選で政局が予測される中、現在の政権のキーパーソンにインタビューを敢行。今回は自民党の宮路拓馬衆議院議員に内閣府大臣政務官の仕事などについて聞いた。 ◆政務官とは? 「大臣、副大臣を支える立場が政務官。本来大臣が答弁すべきところ、委員会が重なった場合、副大臣あるいは政務官が大臣に代わり、答弁をすることもある。また色々な要望に対し、大臣だけでは、捌ききれない時、副大臣あるいは政務官が代わって行うこともある」 ◆政府 …
「ウクライナ、コロナ、新しい資本主義、そして憲法改正。大きな、歴史的な変化に立ち向かっていく。そのための力を得る戦いが来る参議院選挙であります」3月13日の自民党大会で岸田文雄総裁は力強く発言した。党大会には党所属議員と3年ぶりに出席した各都道府県支部連合会の代表代議員など、合計約1200人が参加。 【首相の指導力】 ロシアのウクライナ侵略により、世界情勢が一変。日本は今後、中国や北朝鮮など安全保障環境を見直す必要が出てきている。ロシアへの経済制裁強化により原油価格の高騰は避けられず、景気への影響が懸念。新型コロナウイルス流行が長引き、国内の経済は疲弊を続けている中、より厳しい状況は続くだろ …