支那事変その2。前回の続きです。引き続き、文教出版「小学社会 6年」を題材に、教科書の記述がいかに歪んでいるかを、検証してみたいと思います。 記述に疑問がある所に赤線を引いて、番号を打っています。その記述一つ一つに、解説を付けています。 ④しかし,日本が中国に兵力を送ることを決定し,支那の軍隊も人々も,はげしく抵抗するなかで,全面戦争となっていきました。 この記述では、日本が派兵を決定したから、支那軍民とも反発し全面戦争になった、となります。果たしてそうでしょうか。 盧溝橋(ろこうきょう)事件の後、派兵決定に至るまでを見てみましょう。停戦協定が結ばれてたった2日で協定は破られました。その後テロ …
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