弥生時代は「水田稲作の伝来」によって、安定した食料が確保できるようになりました。つまり、定住して安定した暮らしが可能になったということです。 にもかかわらず、軍事施設である「お城」の機能を備えた「環濠集落」がつくられたのはなぜでしょうか? 弥生時代の前時代である縄文時代と比べてみましょう。縄文時代は「狩猟」を生きるための手段としていた時代です。獲物がなくなれば他の場所に移り住む「移住生活」をしていました。 獲物がすぐに見つけられるよう、小高い場所に竪穴式住居をつくったり、生きていくために必須の水がある水辺近くで暮らしていたそうです。 青森県の三内丸山遺跡では、それまでの縄文時代のイメージを大き …
この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。
価格:月額1100円(税込)
ログインして閲覧する 会員登録して購入する