七月七日は七夕(たなばた・しちせき)の節供です。七夕を「たなばた」と読むのはなぜでしょう。 七月七日、七夕の節供も古代中国から入ってきた慣習と、古来より日本にあった慣習が混ざり合わせられています。まず、古代中国の「星姫伝説」からご紹介しましょう。 天の川の西岸に美しい、機織りの名手である天帝の娘、織女(織姫)が住んでいました。 一方、東岸には、とてもよく働く牛使いの牽牛(彦星)が住んでおり、その働きぶりを見て、天帝は二人を結婚させました。織姫と彦星は一緒に生活するようになると、とても仲睦まじい夫婦になりました。しかし、毎日一緒に過ごして、それぞれの仕事をしなくなったのです。天帝はお怒りに …
この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。
価格:月額1100円(税込)
ログインして閲覧する 会員登録して購入する