五観の偈 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。※この食事が目の前に出されるまでのすべての行程を考え、自然の恵みと関わった多くの人々の働きに感謝する。 己が徳行(とくぎょう)の全欠を忖(はか)って供(く)に応ず。※自身の行いが、尊い命と労力でできている食を頂くに値するか反省して、供養を受ける。 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。※心を清らかに保ち、誤りを避けるため、三毒の貪(むさぼり)瞋(いかり)痴(おろか)を持たないことを誓います。 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為り。※まさに食は薬であり、健康を保つために頂く …
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