現在、日ロ平和条約締結に向けて、交渉が進められています。その際重要なのが歴史です。歴史には数多くの教訓が残っています。それらが生かされているでしょうか。昭和13年7月に起こった張鼓峰事件を取り上げます。ノモンハン事件は、よく知られていますが、その1年前に有った張鼓峰事件は、あまり知られていません。一般的には、ノモンハンに比べれば、戦いの規模が小さかったからだ、という事でしょう。 ノモンハン事件は、我軍がぼろ負けしたかのようにでっち上げるのは簡単です。ところが、張鼓峰事件の方は、ソ連の侵略を撃退した戦いだったので、我軍を貶めるのが難しいからではないか、と勘繰っています。 ノモンハン事件は、張鼓峰 …
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