我が国を想う

世界的に見ても安全な平和国家として知られるわが国日本だが、多くの問題が内在している。コメンテーターが判で押したように通り一辺倒なコメントしかしない時事ニュースをはじめ、様々な話題に切り込む、シリーズ「我が国を想う」。国を愛する筆者がいま一度世の中に真を問いただす!

原子力発電は日本を救う

一昨年アパ論文の最優秀藤誠志賞は、東京大学医学博士稻恭宏先生の放射線に関する論文でした。稻恭宏先生は、低線量率放射線治療の研究をされています。低線量率放射線治療とは、わかりやすく言うと、有馬温泉や三朝温泉のようなラジウム …

一昨年アパ論文の最優秀藤誠志賞は、東京大学医学博士稻恭宏先生の放射線に関する論文でした。稻恭宏先生は、低線量率放射線治療の研究をされています。低線量率放射線治療とは、わかりやすく言うと、有馬温泉や三朝温泉のようなラジウム泉に入ると、低線量率放射線を浴びて、健康増進になることと同じです。

私は、終始一貫原発拡大推進を主張していました。稻先生の論文は、正に「我が意を得たり。」の心境になりました。福島原発事故が起こった後も、益々原発を利用しないといけないと主張していました。東日本大震災で千年に一度と言われる大きな地震と津波が来ました。そして二万人近くの方々がお亡くなりになりました。福島原発は事故を起こしましたが、誰一人亡くなっていません。基本的に総合的な高い技術力と工業力があるから、犠牲者が出なかったんだと考えています。最も揺れの大きかった女川原発は、びくともせず住民の避難場所になりました。もちろん東電の方々の頑張りがあったからこそで頭が下がります。

所が、マスコミは二万人が犠牲になった津波より、誰も犠牲者の出なかった原発事故を大問題にしました。大問題どころか、逆に我国の原発の安全性が証明されたことになります。世界は原発推進に向かっており、大いに輸出を促進し、我国の経済に恩恵を及ぼすことは間違いないでしょう。地震大国などには、特に有利に商談を進めることができるでしょう。それを、マスコミは印象操作で潰したのです。そうする事で喜ぶのは誰でしょう。

こういう事を言うと、マスコミは事故で避難を余儀なくされ、避難する事で犠牲者が出た。と言います。しかし、稻先生のおっしゃるように避難する必要は全くありませんでした。稻先生は、「線量率が大事であり、累積量は問題ではない。」とおっしゃっています。

そもそもマスコミは、放射能とかの言葉の使い方がデタラメです。機関銃に例えて説明すると放射能は1分間に何発発射できるかの能力を表すものです。人を殺傷する弾丸に当たるのは放射線です。機関銃そのものは放射性物質です。稻先生のおっしゃる線量率は、同じ一万発の弾丸が飛んできても、一秒間に一万発の弾丸が飛んでくるのと、一年間に一万発の弾丸が飛んでくるのと、大きく違うという意味です。

現在100mSV以下の被曝は、健康に影響が無い事が常識になっています。放射線防護の立場を取るICRPですら認めています。この100mSVは、急性被曝の値です。長い時間を掛けて被曝する慢性被曝では、線量率効果が2~10倍程度あると言われています。要するに100mSVの急性被曝は、慢性被曝に置き換えると200mSVから1000mSvに相当するという事です。それを1mSVに規制しているのです。安全率を考えても異常としか言いようがありません。

その為民主党政権は住民を強制避難させたのです。稻先生のお話だと、重症の患者でも、点滴を外されて連れていかれ、バタバタと亡くなっていったそうです。チャンネル桜の情報では避難中だけで十数人も亡くなったそうです。それだけでなく、南相馬市では取り残された人達が8人も餓死したそうです。その後も、精神的ストレス、経済的な問題などで数百人が亡くなっています。

チェルノブイリの教訓としてロシア政府が2011年に報告書を公開しています。「避難した人たちの精神的ストレス、慣れた生活様式の破壊、経済活動の制限が、被曝よりも大きな損害をもたらした」としています。マスコミは避難のリスクを隠蔽しています。

しかも民主党政権は強制避難を命令しただけで何もしませんでした。

病院側「搬送はどうするのか。」

民主党「自分で考えろ。」

病院側「避難先の病院はどこか。」

民主党「自分で探せ。」

正に悪夢です。

あのソ連でさえ、バス数十台とトラック百数十台を用意し、家畜も避難させたのです。民主党は、家畜も殺処分を命令し、しかも農家の人に殺させたのです。殺しきれず残された家畜は餓死したそうです。

ところがマスコミは、民主党の悪行を隠ぺいし、東電に全て責任を押し付けました。民主党マスコミ連立反日政権に殺されたと言っても過言ではないと思います。

避難をさせるかさせないかは、被爆のリスクと避難のリスクを天秤にかけて、合理的に判断すべきです。煙草を吸う喫煙リスクは、急性被曝に換算すると2,000mSVにもなります。線量率効果を考え慢性被曝に換算すると4,000mSVから20,000mSVにもなります。

避難のリスクをどのくらいに見積もるかはわかりませんが、避難によって数百人も亡くなっている事を考えると、たばこの被害どころではないように思います。そう考えると、4,000mSVの慢性被曝でも避難させない方が良いという結論になります。それを1mSVに規制しているのです。もちろん、自主避難はその限りではありません。強制避難させたことにより多くの方が亡くなっただけでなく地域のコミュニティも破壊されました。民主党マスコミ連立反日政権の大罪は国民によって断罪されなくてはならないと考えています。

事故が起こった時点では、事故がどの程度の規模になるかわからなかったではないか。という声が聞こえてきそうです。しかし、チェルノブイリよりひどい状態になる事はありえません。マスコミは、まるで核燃料が爆発しかねないような印象操作をしていますが、核燃料が爆発する事はあり得ません。核爆弾と違って、ウランが濃縮されていないので、燃料棒自体が爆発する事はありません。核分裂反応の連鎖を起こす臨界状態を超えても発熱するだけで核爆発は起こりません。それをマスコミがメルトダウンだのと言って、さも核爆発が起こるような悪質な印象操作をしているのです。マスコミの脳味噌が、メルトダウンしている事が、最大の問題なのです。

チェルノブイリでの爆発は、原子炉が暴走し、水蒸気爆発を起こし、原子炉容器が壊れて燃料棒が大気中に露出しました。福島の場合は、格納容器と原子炉容器と二重になっており、燃料棒が大気中に露出する事にはなりません。

福島でも爆発して建屋の屋根が飛びましたが、燃料棒の被覆材料が化学反応を起こして水素ガスが発生し、圧力弁を開放した時に、水素ガスが漏れ出し、水素は空気より軽いので天井にたまり、自然発火して爆発しました。原子炉容器が爆発するのと、建屋の屋根が吹き飛ぶのとでは、天と地の開きがあります。建屋の屋根は、台風の時にも吹き飛びます。それをマスコミは同列どころか、福島の方がひどいかのような印象操作をしていたものもありました。

東京電力は「原子炉内では燃料が溶け落ちた状態と推定されています。」としています。原子炉容器の底に制御棒の穴が開いており、そこから燃料棒が溶け出た可能性がありますが、チェルノブイリのように、原子炉容器が爆発したわけではなく、溶け出たとしても隙間から漏れた程度であり、外側には格納容器もあるので、チェルノブイリのような事には絶対になりません。

水蒸気爆発も圧力弁を開放すれば起こりません。開放することで放射性物質が大気中に拡散しますが、前述したように周辺住民に危険が及ぶほどの放射性物質が拡散されるとは、考えられません。

次に、安定的に経済的にエネルギーを供給する事は、国民生活にも安全保障上も重要であることは、論を待ちません。化石燃料に頼る事は、あまりにリスクが大きすぎます。安価に採掘できる石油は、枯渇しつつあります。シェール石油などの採掘に費用のかかる石油は、まだあるようですが、石油価格が上がってしまえば、我国経済が深刻な打撃を受けることは間違いありません。

マスコミの大好きな再生エネルギーは、主たる電源にはなりえません。エネルギー密度が低い事は致命的です。物理的なものですから、技術革新とかで改善できません。エネルギー収支も悪いです。何より太陽光発電や風力発電は、安定供給できません。太陽光発電は、補助金なしで純粋にコストが合うのであれば、そこのところは使えばいいですが、補助金を出してまで、太陽光発電が付けられない人に、負担を押し付けてまでやるのは、亡国の道だと思っています。オイルショック以降、本格的に太陽光発電の開発に取り組んで、莫大なお金をつぎ込んできたと聞いています。にもかかわらず、補助金なしで、一人立ちできる目途はありません。私はこんなろくでもない発電方法に、血税が使われるのは、納得がいきません。

また、「太陽光や風力は環境にやさしい。」と言いますが、「どこがやねん。」と言いたいです。風力発電の風車そのものが公害発生装置です。扇風機が音を出すように、回転数と同じ周波数の音が出ます。風力発電の風車は回転数が小さいので、人間の耳には聞こえない低い周波数の音が出ます。これが人間の体に害を与え、建物を振動させ、破損させます。また本来、風が来ていた所に風が来なくなり、自然破壊も起こっているそうです。

太陽光発電も、本来地表なり何なりが吸収していたエネルギーを太陽光発電が吸収すれば、環境に何らかの影響が出てもおかしくないと思います。家庭用程度なら大した影響はないかもしれませんが、原発並のエネルギーを奪ってしまえば環境に影響がないわけないです。私は将来、太陽光発電が消えてなくなる事はあっても、原子力発電が消えてなくなったら、日本が消えてなくなる、と思っています。

後、放射性廃棄物の問題があります。これも前述のように、マスコミが放射線を敵視するあまり、安全な値を高くし過ぎています。

使用済燃料をガラス原料と融かし合わせ、ステンレス製の容器に流し込んで冷やして固めたものが高レベル放射性廃棄物です。50年が経過すると、放射線量は廃棄物の表面で2.7mSv/h、1m離れれば0.37mSv/hまで低下します。マスコミの言うように、何万年も地中奥深くに埋める必要などどこにもありません。

稻先生は、歩道に埋め込んで、低線量率放射線治療に使うことを研究されています。知恵を絞れば、廃棄物処理などいくらでも方法があるように思います。

この事についても、マスコミのデタラメ報道による印象操作で、放射性廃棄物が深刻な問題かのように喧伝されています。

チェルノブイリですら、事故を起こした時の状態で、即ち燃料棒が溶けてむき出しになった状態で、原発の回りを鉄板で囲んでいるだけです。それが、今やウクライナ一の観光スポットになっています。

高速増殖炉を使った核燃料サイクルが実現すれば、半永久的に燃料が確保できます。櫻井よしこ氏は、現在の手持ちだけで2500年分の燃料があると言っています。核燃料サイクルを利用しなければ、莫大なエネルギーを核廃棄物として、莫大なお金を使って処分しなくてはいけません。これくらい馬鹿げた話はないでしょう。

高速増殖炉の実験炉「もんじゅ」のナトリウム漏れは原子炉本体の安全とはほとんど関係無い事故でした。それをマスコミは、大事故のように大騒ぎしました。

「もんじゅ」をやめてしまうと、日本では二度と高速炉を建設できないと言われています。ナトリウムを流して高速炉を運転するのは特殊な技術で、日本は30年かけてナトリウムを使える技術者を育ててきました。このままでは、我国から技術者は居なくなり、中共から信頼性の低い、何が起こっても不思議ではない原子炉を輸入する羽目になる可能性が高くなります。

そして何より我国のエネルギー安全保障を中共に握られてしまう事になりかねません。我国の命運を中共に託すなどという事は、身の毛もよだつ事態になります。そうなるかどうかはすべて政治、国民主権ですから、国民に掛っています。 マスコミは些末な問題を大問題にし、大問題を隠蔽します。フェイク情報だらけのマスコミが情報源であれば国民は確実に間違った選択をします。一日も早く国民がマスコミのフェイク情報に気付くよう微力を尽くしたいと思います。

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