「詐誕(さたん)」は「でたらめ」等によって人を騙すことで、天聽を欺罔(ぎもう)( 詐欺的行為で、相手に虚偽のことを信じさせ、錯誤させること。だますことである。「人ヲ欺罔シテ財物ヲ騙取シタル者ハ十年以下ノ懲役ニ処ス」〈詐欺に関する刑法第246条第1項の改正前の条文〉現在は「人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する」に書き換えられている。)することでもあり、明治維新こそが、日本国民のみならず天聽をも欺いた歴史であり、日本そのものを崩落させた大きな一因になったと言えるだろう。 先ず、徳富蘇峰翁の近世日本國民史「孝明天皇初期世相篇」から引用してみよう。(原本の旧仮名遣いに準じ、字体は …
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