「ハーバート・ノーマン全集 第二巻」(岩波書店 大窪愿二編訳)から抜粋で比較してみよう。(≪≫内は筆者による注:下線は共産主義者) ・「父≪篤麿≫親は膨張論の熱烈な提唱者で、その目的のため東亜同文会のような膨張主義団体の後援者となった。」(p334 3~4行目) ・「その父親の膨張主義的関心に追随して、(中略)それ≪日支協会の会長≫に就任することで、近衛は、日本の膨張の「大東亜」計画におそらく一時的以上の関心を示したことがわかろう。」(p334~335 6・12~1行目) ⇒ 冒頭部分で先ず父親の篤麿公を引き出し、「膨張主義」と一方的に罵倒した挙句、文麿公の侵略性向を強調しているが、京都大学 …
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