「歴史は真実の積み記」

大東亜戦争(第二次世界大戦)から、日本が奪われ続けてきたもの。
このチャンネルでは筆者が現代の日本人に警鐘を鳴らすため、歴史に埋もれている事柄から読み取ることのできる諸外国の動向、
現代の日本人に必要なものとはについて発信していきます。

日本の惨禍(7)-尼港事件(7)

―尼港事件(7)―  「日本の惨禍(1)~(6)」に亘り、「尼港事件」を重複する部分もお赦しを頂きながら述べてきましたが、本稿を以って最終回と致します。  第一次世界大戦末期の1917年2月、敗戦続きのロシアで革命が起り、欧露での無政府状態が極東にも波及し、過激派の跳梁跋扈は日を追って甚だしく、我が国海軍は1918年1月、在ウラジオストク居留民保護の目的で第五海軍陸戦隊を派遣し、英米両国も同じ目的で軍艦を送り湾内に碇泊させた。 この派兵を、「尼港事件」の原因の一に挙げている評論も散見されるし、「原因」とまで断定しなくても、暗に「遠因」として批判を放っている論もある。 果たして、自国民が飢えた狼 …

この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。

価格:月額1100円(税込)

ログインして閲覧する

「歴史は真実の積み記」 
過去記事一覧

テキストのコピーはできません。